「中古戸建てのリフォーム」が新築を購入するよりもおすすめ!?その理由とは?

新築物件の購入と、中古戸建てを購入してリフォームを行うのはどちらがおすすめなのか疑問に感じる方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、中古戸建ての購入を行ってリフォームを施すことをおすすめします。
しかしながら中古物件でも新築物件でも、マイホームの購入が高い買い物であることには違いありません。
そのためマイホームを購入して後悔しないために、しっかりと納得して中古戸建ての購入を選択する必要があります。

本記事では、中古戸建てを購入してリフォームを行うことをおすすめする理由やお得にリフォームする方法、リフォームに適した物件選びの方法などを解説していきます。
中古戸建てを購入してリフォームを検討している方にとって有益な内容となっているので、ぜひ最後までご覧ください。

新築購入より中古戸建てのリフォームをおすすめする理由

以下2つの理由から、新築の物件を購入するよりも中古戸建てを購入してリフォームを行うことをおすすめします。

  • ・費用を抑えられる
  • ・物件の選択肢が豊富

それぞれの理由について、以下で詳しく説明していきます。

理由1:費用を抑えられる

中古戸建ての購入+リフォームの費用は、新築購入よりも安くなることがほとんどです。
木造建築の場合、年々価値が下がり築後20年から25年ほどの物件の価値がほとんどなくなるからです。
場合によっては土地代だけで購入できるようになる中古戸建てもあります。

さらにリフォームによってあなたの住みたい間取りにすることもできるので、自分好みのマイホームにできないという中古物件のデメリットを払拭することも可能です。
費用を抑えつつ、リフォームによってあなたの希望する間取りにすることができるので、マイホームの購入は中古戸建てをおすすめします。

理由2:住宅の選択肢が豊富

新築の戸建てを建てる場合、人気のエリアや駅に近い場所はすでに他の住宅や商業施設で埋まっており、土地が余っていないことが多いです。
そのため希望する場所に家を建てられないというケースも珍しくありません。

一方で中古戸建てを購入する場合、新築の購入に比べて選択肢が多く、その中からあなたの求める条件に合わせて物件を選ぶことができます。
希望に近い条件の中から物件を選びやすいという点でも中古の戸建てを購入するのがおすすめです。

不動産購入のサービス詳細ページはこちら

中古戸建てのリフォームを行うデメリット

中古戸建てを購入することをおすすめする理由を解説してきましたが、デメリットがないわけではありません。
そしてあらかじめデメリットを理解し、それに納得した上で中古戸建てを購入することがとても重要になります。
以下では中古戸建ての物件を購入してリフォームをする場合におけるデメリットについて解説していきます。

すぐに住めない

中古物件の購入後にリフォームを行うことになるので、購入してすぐに住むことはできません。
住めるようになるまで3ヶ月から半年ほどかかるため、その間は賃貸や実家など他の家に住む必要があります。

もし賃貸に住む場合、リフォーム期間中はローンの返済と家賃の支払いが重なることになるため経済的な負担がどうしても大きくなってしまいます。
新築に比べて安く済むといっても、ある程度お金に余裕があることが必要ですぐに住みたいと考える方には向いていないと言えます。

リフォーム中に新たな修繕箇所が見つかる場合がある

リフォーム作業を行うときに新たな修繕箇所が見つかるケースがあります。
途中で新たな修繕箇所が見つかると、追加で費用がかかったり、工事期間が伸びてしまったりと問題が起きてしまいます。

古い物件だと耐震性が低いことがある

1981年の6月に新耐震基準、2000年の6月に現行の耐震基準ができました。
1981年の6月に新耐震基準ができる前に作られた住宅の場合、大地震が起きたら倒壊する危険性が高いです。

また新耐震基準に則って作られた住宅も要注意なので、必ずしも安全とは言い切れません。
最低でも1981年の6月以降に建てられた物件、できれば現行の耐震基準が施行された2000年6月以降に建てられた物件を購入することをおすすめします。

リフォームに適した中古戸建てを選ぶ際のポイント


リフォームを前提に中古戸建てを購入するのであれば、リフォームに適した物件選びを行うことがとても重要です。
これから紹介するポイントを理解せずに価格や立地だけで物件を選んでしまっては後悔してしまう可能性もあります。
どのようなポイントを踏まえて中古物件を探していけばいいのか詳しく見ていきましょう。

壁の移動がしやすい工法・構造の住宅を選ぶ

木造軸組工法の住宅を購入すれば、リフォームを行う際の間取り変更が行いやすいです。
逆に枠組壁工法の物件は壁で建物を支えているため、壁を壊して間取りを変えるということが難しいです。
中古の戸建て物件を購入する際は、どのような工法で建てられた住宅なのかを確認し、リフォームに適した工法の物件を選ぶようにしましょう。

2000年6月以降に建てられた物件がおすすめ

先ほど触れたように、2000年の6月以降に建てられた住宅であれば現行の耐震基準で適用されています。
そのため地震に対して安心して暮らすことができ、リフォームの際に耐震補強で費用が追加されることもありません。
中古戸建ての購入を検討する際には築年数を調べて、現行の耐震基準で建築された物件を選ぶようにしましょう。

リフォーム済みの物件を避ける

リフォーム済みの物件は、リフォームの手間がかからないから良いと思うかもしれません。
しかしリフォーム前の中古住宅に比べて価格が高くなり、思ったようなリフォームが施されていない可能性もあるため避けたほうがいいです。
思ったようなリフォームが施されていない場合は、リフォーム済みの物件をさらにリフォームすることになるため更に費用がかかってしまいます。
そのためリフォーム済みの物件は避けるのがおすすめです。

リフォームの費用を抑える3つのポイント

中古の戸建てを購入+リフォームを行う方が新築物件の購入より安く済ませられると言っても、高い買い物であることに違いはありません。
そのためもっと費用を節約したいと考えるのが普通なのではないでしょうか。
以下ではリフォームを行う際に費用を抑える3つのポイントを解説していきます。
これから紹介するポイントを意識しないと、新築の購入よりも高額な費用になってしまう可能性もあります。
ぜひ参考にしてみてください。

設備のグレードを上げすぎない

たとえ安くで中古戸建てを購入しても、リフォームにお金をかけすぎてしまっては新築購入と変わらないかそれ以上の費用がかかってしまいます。
せっかくのマイホームだから徹底的にこだわりを詰め込みたいという気持ちがあるかもしれませんが、費用の面で考えると避けたほうがいいと言えます。

そこでおすすめなのが、こだわりのある部分だけグレードの高い設備を取り入れて、残りの部分は標準的な設備に留めることです。
キッチンにこだわりたいなら最新のシステムキッチンにする、お風呂場にこだわりたいなら温度が下がりにくいサーモバスを導入するなどです。
そうすることで自分のこだわりを取り入れつつもリフォーム費用を抑えることができます。
中古の物件で安く購入できたからとリフォームでお金を使いすぎたら新築購入よりも費用が高くなるケースがあることを覚えておきましょう。

リフォームを支援する制度を活用する

次のようなリフォームを支援する制度を活用することで、リフォームの費用の補助金が出たり節税できたります。

  • ・既存住宅における断熱リフォーム支援事業
  • ・次世代省エネ建材実証支援事業
  • ・グリーン住宅ポイント制度
  • ・長期優良住宅化リフォーム推進事業
  • ・所得税の控除
  • ・固定資産税の減額
  • ・登録免許税の軽減

住んでいる地域によっては他にも支援を受けられる可能性があるため、「リフォーム支援+住んでいる地域」などで検索して調べてみてください。

リフォームを短い期間で終わらせる

事前にしっかりと打ち合わせして、リフォーム期間中に新しいリクエストをするということは避けましょう。
リフォーム期間中に設計の変更や設備の追加が行われると、その分工事期間が長くなってしまいます。
工事期間が長ければ長いほど人件費がかかり、作業量が増えればその分の費用もかかるためどうしてもお金がかかってしまいます。
事前の打ち合わせで納得いくまで話し合い、工事が始まったら変更を行わないように気をつけましょう。

リフォームする中古戸建ての購入なら関西不動産エージェント

リフォームに適した中古戸建てを購入するなら関西不動産エージェントを利用してみてはいかがですか?
中古の物件を扱っているため新築の戸建てを購入するよりも安いのはもちろん、仲介手数料が半額または無料になるためさらに費用を抑えられます。
仮に3,000万円の中古戸建てを購入する場合、仲介手数料は最大で1,056,000円となります。
一方で関西不動産エージェントを利用すれば、半額または無料になるので少なくとも50万円お得になる計算です。
仲介手数料が安くなれば、その分リフォームで設備を豪華にしたり、家具・家電で高価なものを購入できたりとより理想のマイホームに近づけられます。
仲介手数料を抑えて安く中古戸建てを購入したいという方はこちらよりお問い合わせください。

中古戸建てのリフォームについてまとめ

いかがだったでしょうか。
古戸建てを購入してリフォームを行うことをおすすめする理由や、リフォームのポイントなどを解説してきました。
費用が安くなる点、人気のエリアにある物件も購入しやすい点、理想の間取りにできる点から中古戸建てのリフォームは新築の購入よりおすすめです。
加えて補助金や減税制度を利用することで、リフォームはさらにお得になります。
マイホームの購入を考えている方は、ぜひ中古戸建てのリフォームも視野に入れてみてください。
また中古戸建てを購入するなら、関西不動産エージェントを利用してみてはいかがですか?
仲介手数料が半額または無料になるため住宅の価格によっては100万円以上お得にケースもあります。

本記事を参考に、中古戸建てのリフォームについて理解を深めてもらえれば幸いです。

この記事の筆者

関西不動産エージェント

不動産業界は、とても閉鎖的な業界で 一般の方にとって情報があまり開示されておらず、お客様が損をしていることに気づいていないケースがたくさんあります。
そういった閉鎖的な業界の“当たり前”を変えていきたいという熱意で関西不動産エージェントのサービスを開始致しました。
そしてこのコラムでは宅地建物取引士、建築士等を所持しているエージェントが、お客様のライフワークにおいて大きな負担となる不動産コストを賢く節約するための情報を中心に提供していきます。
不動産の購入や売却をご検討の方の参考になれば幸いです。